【仕事と家庭を両立するナースにインタビュー】

出産・結婚しても仕事は続けられる!

こども2人を出産しても働き続けるナースの奔走日記

 

〜〜育児休暇は1年程度が復職には適している〜〜

 

2人のこどもを育てながら病棟で働き、

 

3人目を出産したAさん。

 

看護師として働きながら自分自身を育ててくれた母親の姿を見ていたこともあり、

 

出産後も仕事を続けることはごく自然な選択だったといいます。

 

とはいえやはり1人目の復職時は大変だったという。

 

「何にでも『自分で頑張らないと!』
肩に力が入りすぎていたんです。夜勤明けに、寝ないでこどもと接していましたね。」

 

しかし、「これでは無理がありすぎる」と思い、

 

第二子の時には大きく気持ちを切り換えました。

 

1人で全てを抱えこまず、自宅の隣に住む夫の母親に頼むことにしました。

 

嫁姑で気を使う分も確かにあるが、

 

孫の面倒を見るとなると、義母とて悪い気はしない。

 

「思い切って甘えさせてもらう方が、
帰ってお互い気持ちよく協力できるような気がします」

 

2回の復職を経験するなかで、他にも変えてみたことがあります。

 

それは育児休暇の期間です

 

最初は1年だったが、2回目は1年半に伸ばしてみました

 

「でも長すぎましたね。ただでさえ変化の早い医療の仕事ですから、
1年半もブランクを作ると追いつくのに大変だったんです。
職場の雰囲気もなんだが前とは変わっていましたし。
3人目の時は1年にしようと考えています」。

 

働き続けるという覚悟は持っておくべき

 

こどもがまだまだ小さい Aさんにとって、

 

急な発熱などで仕事を休んだり

 

早退したりしなければいけないことは避けては通れない道。

 

同じような年頃のこどもを持つ看護師が職場に少ないため、

 

理解と協力がえられにくいといいます。

 

「だから日頃はできるだけ休まないようにしているんです。
周りの人が休暇を希望している時は、
私が代わりに出勤するようにもしています。
そうやって休みを蓄えておいて、いざという時に休めるようにしています」。

 

看護部長からは、

 

「育児休暇中も退職金は加算されているんだから、
復帰しても絶対に辞めないで」

 

と言われました。

 

一見すると冷たい言葉ですが、意図がわかるといいます。

 

「復職して職場に慣れるまでは、
やはり周囲のナースに沢山フォローしてもらいます。
そうやってやっと職場の戦力になった頃、
『やっぱり両立が難しいのでやめます』では、
周りの人やってられないのですよね。退職金の話は極端な例としても、
仕事と家庭を両立するためには、
『絶対に続けるんだ』という覚悟が必要だと思います。
それが支えてくれる職場の人へのお礼でもあると思うんですよね」。

 

現在では、

 

「こども1人で育てるものではなく、みんなで育てるもの」

 

と考えられるようになり、

 

仕事と家庭との両立も随分と楽になったといいます。

 

2人のこどもが楽しそうに保育園に通う姿を見ると

 

「辞めるなんていったらこどもに怒られます」とも。

 

3人目を出産後の復帰に向けて次に取り組んでおこうと考えるのは、

 

実は夫の教育です。

 

「こどもの面倒はすごく見てくれるんですよ。でも家事がね・・・。
一人目を生む前からもっと分担するように話し合っておけばよかったのかも。
何とか協力し合って行こうと思っているんですが、
こればっかりはこどものしつけや仕事の両立以上に難しいテーマかもしれません」。